転居はさまざまな手間がかかるものですが、最初のステップとなるのが、なんといってもマンション・アパート探しです。
いつも豊富に物件があるとは限らず、実は物件探しにもタイミングというものが存在します。
この記事では現在賃貸物件をお探しの方へ向けて、物件探しのタイミングについてご紹介していきます。
賃貸物件探しの時期的なタイミングについて
賃貸物件は転勤・就職・進学など、環境が変わる新生活を控えた1月～3月頃、もっとも需要が増えてきます。
入居希望者が多い分、転居する人も多いため、物件の選択肢も十分にあるシーズンでしょう。
退去日の1ヶ月～2ヶ月前には退去する旨を伝えているはずなので、とりわけ1月頃は物件が集まる時期になるでしょう。
2月、3月と徐々に物件も埋まっていきますが、それでも不動産業者は依然忙しい状況が続きます。
気候が落ち着く4月～5月や9月～10月頃は、結婚式が増えてくる時期でもあります。
社内の人事異動も控えているタイミングであるため、特に10月頃は年間を通じてもっとも物件が供給される時期です。
ファミリータイプの新築物件も市場に出回り始めるため、カップルやファミリーが物件を探しやすいのは4月～5月や9月～10月頃といえるでしょう。
ゴールデンウィークなど、連休を利用して内見がしやすいのもポイントです。
6月は梅雨、7月～8月も暑さで引越し需要は減ってくる時期ですので、繁忙期に比べて家賃が安かったり、値下げ交渉しやすかったりする時期でもあるので、入居に掛かる費用を抑えたい人におすすめのシーズンです。
12月は年末のため物件探しに時間を割きにくい反面、物件も集まっている時期なので、じっくり相談したい人に向いているタイミングでしょう。
賃貸物件探しから引越しまでのタイミングとスケジュール
ではどのくらい前から物件探しを始めるべきかというと、目安となるのは引越しの2ヶ月前。
希望のエリアや条件、家賃の価格帯などを固めておきましょう。
その後、不動産業者へ足を運び、内見をおこなっていきます。
前もって固めた条件を伝えておけば条件に沿った物件を何件か回るだけなので、無駄足を防ぐことに繋がります。
1ヶ月前には物件を決定し、契約を済ませます。
審査は、3日～5日程度かかることを想定しておきましょう。
3週間前から引越しの準備を少しずつ始めていき、引越しの1週間前には荷物の最終チェックを済ませるようにすると、余裕をもって新生活に臨むことができます。
まとめ
賃貸物件が集まる時期は冬～春に掛けてですが、条件面によって探す時期のメリット・デメリットはそれぞれあります。
希望の条件を早めに定めておき、早めに行動していくことが望み通りの物件に引っ越すためのカギといえるでしょう。
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