賃貸物件の初期費用として「前家賃」を支払うメリット・デメリットとは?
賃貸物件を購入するときには、契約時に支払う初期費用が必要になります。
今回は、この初期費用の中に含まれる「前家賃」についてご紹介していきましょう。
賃貸物件の初期費用に含まれる「前家賃」とは?後家賃との違いもご紹介
賃貸物件の契約時には、初期費用を支払う必要があります。
敷金礼金や、不動産会社に支払う仲介手数料なども初期費用に含まれますが、この中に前家賃も含まれています。
まだ住み始めていないのに家賃を支払うのかと考えると、損をしているように感じるかもしれませんが、それは違います。
前家賃とは、賃貸物件の契約時に翌月分の家賃を前払いする費用のことです。
翌月分の家賃を支払っているだけなので、損をすることはありません。
前家賃は当月分の家賃を前月の設定された日までに支払いをするもので、一方の後家賃は当月分の家賃を当月の設定された日までに支払うものです。
前家賃は家賃が前月に支払われるため、大家さんとしては滞納の心配がないので、ほとんどの賃貸物件は前家賃での支払いになっています。
基本的に前家賃は翌月分だけの支払いになりますが、賃貸物件によっては翌々月分の家賃も支払う必要があるため、前家賃が何か月分かは契約時に確認をしておきましょう。
また、賃貸物件の家賃の支払い方法は決められているため、入居者に合わせて前家賃を後家賃に変えてもらうといったことは基本的にできません。
後家賃の賃貸物件を探したい方は、不動産会社に相談してみるなど物件探しの段階で条件の一つとして考えておいたほうがよさそうです。
賃貸物件の初期費用で「前家賃」を支払うメリット・デメリットは?
前家賃の支払いでのメリットは、賃貸物件から退去する時、事前に翌月の家賃を支払っておける点です。
事前に家賃の支払いを済ませておけるので、翌月に退去する予定であれば、引っ越し作業などで忙しくしていても、支払いを忘れるトラブルも起こらず、スムーズに退去作業ができます。
それだけでなく、次に住む賃貸物件の支払いと、今まで住んでいた賃貸物件の家賃の支払いが重なって出費が多くなることを防げるメリットもあります。
ですが、デメリットがないわけではありません。
入居するのが4月15日など、月の途中であれば、初期費用の前家賃は4月分と翌月の5月分が含まれるため、入居日によっては約2か月分の家賃を支払わなければいけないデメリットもあります。
まとめ
前家賃は、入居日によって2か月分の家賃を入居前に支払わなければいけない場合もあります。
初期費用について確認ができる「賃貸借契約書」をしっかりと確認して、初期費用がいくらになるかも把握しておきましょう。
ホームメイト小岩駅前店 株式会社コーユーでは、地域を知り尽くしたベテランスタッフが真摯にお客様にご提案いたします。
小岩エリアの不動産でお困りの方は、ぜひお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓