空き家を売りたい!古家付き・更地で売却するメリットをそれぞれご紹介!
地方にある実家を相続したものの、使い道がなく売却したいと考えている方もいるでしょう。
しかし売却するにあたって古家は残したままで良いのか、それとも解体したほうが良いのか、判断に迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家を売却する2つの方法のメリットをそれぞれご紹介します。
空き家を売りたい!現状のまま売却するメリットは?
空き家は、家の現状によって売却価格は大きく異なります。
比較的築年数が新しく、家の状態もきれいに保存されている場合は中古住宅として売却できるため、土地単体よりも高値が期待できるでしょう。
一方、築20年以上の木造住宅の場合は建物としての価値はないため、古家付き土地として売り出すことになります。
中古住宅、古家付き土地のいずれのケースでも、家の解体費用を負担せずに済む点は大きなメリットといえます。
古家付き土地の場合は建物に関する契約不適合責任を免責とすることも可能なため、売主負担が軽減される点もメリットです。
空き家を売りたい!更地にしてから売却するメリットは?
空き家の状態が悪い場合は、古家付き土地として売り出しても買い手が見つかりにくいデメリットがあります。
もしも早期売却を希望するのであれば、空き家を解体して更地にしてから売り出すと良いでしょう。
購入者にとっても解体費用を負担せずに済むメリットがあるため、古家付き土地よりも買い手が見つかりやすい傾向にあります。
空き家を管理する手間が省ける点も大きなメリットでしょう。
ただし、更地にすると建物がある状態と比べて固定資産税が2~3倍高くなるため、売却期間が長引くほど、高い固定資産税を納め続けなければならないデメリットもあります。
空き家を売りたい!売却時にはどのような費用がかかる?
空き家を相続で取得した場合は、親から自身の名義に変更するための相続登記が必要です。
その際、書類の取得費として5,000円~2万円、登録免許税として固定資産税評価額の0.4%、司法書士への報酬として5万円~8万円の費用がかかります。
また、空き家を売却して利益が発生した場合は、譲渡所得税を納めなければなりません。
売却益に対して、空き家の所有期間が5年超の場合は20.315%(所得税15.315%、住民税5%)、5年以下の場合は39.63%(所得税30.63%、住民税9%)の税率をかけて算出します。
一方、空き家を更地にしてから売却する場合は、木造住宅で1坪約3万円、鉄骨住宅で1坪約5万円が解体費用の目安です。
まとめ
空き家を現状のまま売却する方法と古家を解体して更地にしてから売却する方法には、どちらにもメリットとデメリットがあります。
どちらの方法で売却したら良いのかがよくわからない場合は、信頼のおける不動産会社に相談してから決めることをおすすめします。
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