不動産売却における分筆とは?メリットや具体的な方法も解説!
土地の一部分のみを売却したい、相続のために土地を分割したいといった場合、分筆をおこなう必要があります。
不動産のやりとりはそう頻繁におこなうものではないため、分筆という言葉に聞き馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産売却における分筆とは何か、そのメリットや具体的な方法もあわせて解説します。
不動産売却における分筆とは
分筆とはひとつの土地を複数に分割することです。
土地は1筆、2筆と数えるため、1筆の土地を分ける行為を分筆と呼んでいます。
なお、分筆すると法務局で登記手続きをおこない、分割した土地ごとに登記簿が作成されます。
たとえば、1丁目2番にある200坪の土地を100坪ずつ2つに分割した場合には、それぞれ1丁目2番1と1丁目2番2と登記される仕組みです。
この登記手続きは、分筆登記と呼ばれます。
不動産売却における分筆のメリットとは
分筆をおこなうメリットは、まずそれぞれで異なる地目を登記できることです。
基本的に、ひとつの土地のなかで地目を分けることはできません。
しかし、分筆によって土地を分割すれば、一方を「宅地」もう一方を「畑」のように、異なる地目の登記が可能になります。
さらに、異なる権利関係を登記できるのもメリットです。
分筆によって土地の一部を売却したり、共有している土地を分割して単独所有したりできます。
税金が安くなるケースがあるのも、利点と言えるでしょう。
たとえば、大きな道路に面している土地は評価額が高くなるため、その土地を大きな道路に面している土地とそうでない土地とに分筆すれば、大きな道路に面していない土地の評価額が下がり税金が安くなります。
ただ、分筆しても境界線上に建物が建っている場合など、状況によっては土地の評価も一体とされる可能性があるので、注意が必要です。
また、分筆により土地の面積が小さくなると使い勝手が悪くなるといったデメリットもあります。
不動産売却における分筆の実施方法とは
分筆の方法は、まず土地に関する事前調査をおこないます。
専門的な知識が必要な測量や登記に関する手続きを個人でおこなうのは難しいので、土地家屋調査士へ依頼するのが良いでしょう。
その後、分筆案を作成して境界標を設置し、土地分筆登記をおこないます。
登記の申請からおよそ1週間で手続きは完了し、登記完了証と登記識別情報通知書を受け取れます。
まとめ
分筆とはひとつの土地を複数に分割することを指し、異なる地目を登録できるなどのメリットがあります。
土地の一部分のみを売却したい、相続のために土地を分割したい場合は、ぜひ分筆を検討してみてください。
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