集合住宅の駐車場に空き区画が増えるデメリットと活用方法をご紹介
集合住宅の駐車場で空き区画が目立ってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、集合住宅の駐車場に未活用区画が増える理由とそのデメリットについてお伝えします。
使用しない区画を活用する方法もご紹介しますので、駐車場の利用率の低下にお悩みの方はぜひお読みください。
集合住宅の駐車場は未活用?空き区画は増えている?
駐車場が不要になる集合住宅が増え、新築マンションでは設置率が減少傾向にあります。
株式会社不動産経済研究所の「首都圏における新築分譲マンション設置率調査」によると、2016年の東京都区部では28.9%、2007年の56.0%から減少し続けています。
世帯当たりの普及台数は、一般社団法人自動車検査登録情報協会の発表では、2006年の1.112台をピークに、2016年には1.064台まで減少しました。
2021年3月末時点で、東京都は0.432台と都道府県別ではもっとも少なくなっています。
東京都区部では公共交通機関の発達により、自動車を保有しなくても不便を感じないことが主な原因です。
集合住宅の駐車場が未活用!生じるデメリットは?
集合住宅の入居者用駐車区画が未活用になっていると、外部の方は入居者が少ないために駐車スペースが余っていると想像してしまいます。
何らかの問題により空きの多い物件と噂になる可能性もあり、入居を敬遠する方が増えてしまう点がデメリットです。
使用していない区画に外部の方が無断駐車することで、当て逃げや居住スペースに不法侵入するなどのトラブルの発生する懸念もあります。
また、駐車場を契約する方が当初の想定よりも少ないと、利用料収入が計画を下回るため収益の低下も見逃せません。
立体式など高額な設備を導入している場合は、管理費用などを捻出できなくなる可能性もあり問題は深刻です。
集合住宅に導入しやすい駐車場の活用方法
駐車スペースを集合住宅の入居者以外にも貸し出す他、シェアリングエコノミー用に設定するのが、導入しやすい方法です。
入居者以外への貸し出しはスペースを明確に区分けするだけで導入でき、シェアリングエコノミーはサービス提供会社に設定や運営を任せます。
シェアリングエコノミーを導入すると、入居者以外にくわえ、来客用の確保も可能です。
この他、居住者専用の収納庫を設置すると収納スペースを増やせ、住環境の向上につながります。
どの活用方法も適切な賃料設定をおこなうことにより、賃料収入を向上できるようになり、空きスペースのデメリット克服にも有効です。
まとめ
集合住宅では駐車場の空き区画が増える傾向にあり、賃料収入の低下や入居者以外の無断駐車によるトラブルが問題になっています。
世帯当たりの自動車保有台数の減少が原因ですが、人気がない物件と噂になる可能性もあり、対策が必要です。
シェアリングエコノミーの導入や収納庫の設置などの活用方法を検討しましょう。
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